イントロダクション
こんにちは、Kumuです。今回の「本で旅するゲームの世界」で紹介するのは、坂木原レムさんによる漫画『リスタート!~34歳ゲームディレクターのつよくてニューゲーム~』です。
ゲーム制作の裏側を描いたこの作品は、全3巻という読みやすいボリュームの中に、時代を超えたゲーム愛とクリエイターたちの情熱が詰まっています。特にゲーム業界に興味がある方には、ぜひ読んでほしい一冊です。
時を超えて、ゲーム制作に挑む男
主人公は1995年に活躍していた伝説のクリエイター・宮友雄一。彼が2020年に突然タイムトラベルして、再びゲーム作りに挑むという設定です。
34歳のまま時を超えてきた彼が、現代のテクノロジーに驚きながらも、当時の感性と情熱で新しいゲームを作ろうと奮闘する様子は、ゲーム制作者たちのリアルな苦労や喜びを垣間見せてくれます。
懐かしさと驚きが交錯する世界観
95年当時を知る私にとっても、作中に登場する「スマホって何?」という驚きや、テクノロジーの変化を思い出しながら楽しめました。25年という時間のギャップが、ゲーム制作にどんな影響を与えるのか。その視点が新鮮です。
「楽しいから仕様で」という名言
この漫画の中で、個人的に一番心に残ったのは「それは楽しいから仕様で」というセリフ。想定外の現象に対して、問題として修正するのではなく、面白ければあえて仕様として残す——。この柔軟さと遊び心が、ゲーム作りの本質を物語っているようで、とても印象に残りました。
ゲーム好きならニヤリとする仕掛けも
登場キャラクターの名前や外見、セリフ回しからは、ゲーム業界に実在する人物を思わせる描写もあり、ファンにはたまらない部分です。任天堂や90年代ゲームが好きな方には特に刺さるはず。
まとめ:ゲーム作りに必要なのは「過去」と「今」をつなぐ情熱
『リスタート!』は、ゲームを作る人も、遊ぶ人も、それぞれの立場から楽しめる物語です。特別なスキルがなくても、ゲームが好きならきっと共感できるシーンがたくさんあるはず。
全3巻で気軽に読めるので、週末に一気読みするのもおすすめ。時代を超えてゲームを作る、そんな物語に触れてみませんか?
視聴方法
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その他
このシリーズ「本で旅するゲームの世界」では、ゲームに関連する書籍を紹介しながら、ゲームの魅力をさらに深掘りしていきます。
📖 今回紹介した本はこちら
『リスタート!~34歳ゲームディレクターのつよくてニューゲーム~』(坂木原レム/講談社)
🎧 『ゲームしあわせ紀行(ゲー旅)』Podcastはこちら
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また次回の「本で旅するゲームの世界」もお楽しみに 🙂
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