本で旅するゲームの世界 第6回:『デス・ストランディング2 オン・ザ・ビーチ』

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こんにちは、Kumuです。今回は、2025年6月26日に発売された『デス・ストランディング2 オン・ザ・ビーチ』のノベライズを取り上げます。小島秀夫監督作品の完全ノベライズで、発売と同時に読了したので、ゲームを始める前に本から得た気づきをお話しします。

分厚く読み応え抜群!569ページの大作

本書は新潮文庫書き下ろしで569ページというボリューム。著者は小島プロダクション作品を多くノベライズしてきた野島一人さんで、ゲームのストーリーを完全に網羅しています。僕自身、ゲームはまだ序盤ですが、小説でサムとルーの関係や物語全体を把握できました。

小説を先に読むメリット

「ネタバレになるのでは?」と迷いながらも先に小説を読みましたが、結果的には大正解。なぜなら、物語の全容を知った上でプレイすると、各シーンの心理描写がより深く感じられるからです。デスストは単なる荷物運びゲームではなく、サムの苦悩や希望が随所に描かれています。小説ならではの描写は、ゲームだけでは得られない貴重な体験です。

ゲームでしか味わえない体験もある

もちろん、小説を読んだだけでは体験できない魅力もあります。荷物を運ぶ緊張感やBTとの遭遇、他プレイヤーとの間接的な繋がりなど、ゲームを通じてこそ味わえる要素が満載です。小説は物語を第三者として追体験する感覚ですが、ゲームではサムとして世界を旅できるんです。

「繋がり」を問い直す物語

デススト1の発売は2019年で、コロナ前でした。しかしコロナ禍により、人との繋がりの価値が見直され、作品のテーマがより強く心に刺さりました。2作目は物語の舞台をアメリカ大陸からメキシコ・オーストラリアへと広げ、より大きな「繋がり」を描いています。ポストコロナの時代にこそ、この物語が問いかける「人は繋がるべきなのか」が深く刺さります。

本を通じて、ゲームをもっと楽しもう

現代は本が売れにくい時代ですが、こうしたゲームノベライズを通じて物語世界をより深く味わえるのは本の特権だと感じます。デスストファンなら、小説も合わせて読むことで、ゲーム体験が何倍にも膨らむはずです。興味がある方はぜひ『デス・ストランディング2 オン・ザ・ビーチ』のノベライズも手に取ってみてください!

視聴方法

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その他

このシリーズ「本で旅するゲームの世界」では、ゲームに関連する書籍を紹介しながら、ゲームの魅力をさらに深掘りしていきます。

📖 今回紹介した本はこちら
デス・ストランディング2 オン・ザ・ビーチ』(野島一人著、小島秀夫原作/新潮社)

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また次回の「本で旅するゲームの世界」もお楽しみに 🙂

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