第010回「自由を求め独立し、不自由になっただけなのか?〜『東京トイボックス』〜」

KumuHanaゲームラジオ

概要/目次

▶︎街でお困りのお婆さんをお助けしたHana。
▶︎村上春樹さんの6年ぶりの新刊『街とその不確かな壁』を買ったKumu。
▶︎会社員時代に読んだ『東京トイボックス』を、独立してから再読して気づいたこと。
今回も、色んな話題についてお話ししました。

00:00 OP/Hanaの近況:街でお困りのお婆さんをお助け
05:57 Kumuの近況:村上春樹さんの6年ぶりの新刊『街とその不確かな壁』を購入
13:28 本編:会社員時代に読んだ『東京トイボックス』を、独立してから再読して気づいたこと
40:22 ED:Summary fmを利用してみて

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LISTENより(自動文字起こしのため、誤字脱字があります。あらかじめご了承ください)

みなさんこんにちは。くむはなゲームラジオ第10回です。
くむはなゲームラジオは、ゲームが好きなくむと、お散歩が好きなはなの2人が配信するラジオ番組です。
ゆるく楽しく安全にお大切に、僕たちがその時感じた心の動きを記録して、後から振り返ることを目的に、それぞれの趣味と心の動きの話などをしています。
ということで、はなさん今回もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
毎回最近あったことということで、いろいろお話ししているんですけども、今週一週間はなさんはどんなことがあったでしょうか?
3日ぐらい前にあった出来事を今日話したいなと思って、その日風が強かったんですね。
それで大きな道路があって、その脇の歩道を歩いてたんですけど、前から80歳前後のおばあさんが歩いてきてました。
そしたらそのおばあさんのかぶっていたお帽子が飛ばされちゃったんですよ。
そのお帽子が広い車通りの多い道路まで飛んでいっちゃった。
それはまあまあな出来事ですね。ちょっと危ないし。
で、おばあさんがすごいあらーって言いながら困った表情をされている。
で、私目の前にいる。
いやもうこれは取りに行くしかない。
結構危ないのでは?
車を取りに行こうと思ったんですけど、ちゃんと確認してOKOKって言って、フェンスをぴょいっと乗り越えて、
で、さっと帽子を取って、またフェンスをぴょいっと乗り越えて、
おばあさんによかったですねって言って帽子を渡したんですね。
そしたらおばあさんがすごいびっくりした顔して、
あら、女の子って言ったんですね。
これ私結構実はあるあるなんです。
いつも最近はターバンしてるので、女性だって認識してもらえる可能性の方が高いんですけど、
その日ターバンしてなかったんですよね。
このパターンだと、私ショートカット黒髪の白いパーカーデニムっていうスタイルなので、
少年なんですよね。予想以外。
おばあさんすごいびっくりして、女の子ってありがとうございますってパニックになって、
ごめんなさいおばあさん、そうなんですって言って、
これ以上パニックにさせちゃいけないなと思って、
じゃあ失礼しますねって言ってさーって立ち去りました。
っていうのが今週一番印象的な出来事。
すごいですね。そういう場面に出くわすのもそうだし、
その場面に出くわしてすぐ行動に移せる。
何がそうするんですか?
そこ?そこに食いついてくるとは。
助けなきゃっていう気持ちも分かるんですけど、
一方で危ないなとか言って他人じゃないですか。
おばあさんは。
だからちょっとそのリスクを犯して防止を取りに行くとかって、
僕はその通りがどのぐらいの通りか分からないから、
危険な度合いとかもあんまりよく分からないですけど、
でも大きな通りあれば車ってそこそこ通るだろうし、
要は命を貸して防止を取りに行ったわけですよ。
まあまあまあ。
だからすごいなって単純に思って。
ありがとうございます。
そこに話を持っていってくれるとは思わなくてびっくりしてます。
私はもう完全にその正念に間違われたのネタだったんですけど、
まさかその手前のところくると思わなくて。
なんか別に怖い。
僕があんまり気にしたいところかもしれない。
だから別にほら見た目がどうこうとかって、
僕の中ではあんまり大した問題ではなくて。
さすがくむさん。
だからそれが男性だろうが女性だろうが大人だろうが子供だろうが、
その行動をした人って何を思ってその行動をしたのかなとか。
そっちの方が興味があるというか。
なるほどね。
はなさんの狙いとは違った。
狙いと違いました。びっくりしちゃった。
その場面に出くわした時に、
防止を取りに行かないという選択肢はもうないっていう感じなんですよね。
ない。そう。なかったです。
取りに行く。
それは決定していて、
その次、それは決定しているから、
じゃあどれだけ安全に取りに行けるかとか、
フェンスは飛び越えられるだろうかとか、
そんなことを考えますよね。
無事に取れて、私が引かれなくてよかったなっていうのと、
おばあさんの帽子に戻ってきてよかったねっていうのがよかったのと、
全部よかったねって思って、
ホッとしたのも、つかんのも、
おばあさんダイバーに行くみたいなことになっちゃったけど、
でも本当、よかったなっていう。
よかったなっていう出来事なんですけど、
落ち的なところもありつつ、
個人的にはほっこりネタでもあるし、
ちょっと自虐も入ってるけど、
美味しいネタでもあるし、
ナイスエピソードって思って、
いろんな人にこれ言ってます。
いろんな人に言って、いろんな人に笑われてます。
なるほど。
これがさらに全世界に届けられるということで、
そうなんです。笑ってください。
僕は今週いろいろあったんですけど、
でもその中でも今週木曜日13日に
村上春樹さん。
村上春樹さんご存知?
村上春樹さんの新刊「街と不確かな壁」っていう新刊が発売されて、
それを買ってきたんですよね。
まだ100ページぐらいしか読んでないんですけど、
100ページとあと書きだけ読みましたね、先に。
そこだけ読んで、
今回村上春樹さんってそんなにコンスタントに作品を発表するっていう方ではなくて、
長編小説。今回6年ぶりに出てくる小説ということで。
しかもこの本が何年ぐらい前かな?
30年ぐらい前に1回短編集的な感じで出されていて、
ただそれは書籍化されなかったんですよ。
書籍化されてなかったし、村上春樹さん自身の中で
喉骨がつっかえていたようだっていう表現をされていて、
要はもっと上手く消化できるんじゃないかみたいなのがずっとあったらしくて、
2021年だったかな?コロナのタイミング、2020年、2021年。
コロナのタイミングから執筆を始めて、今回出版に至ったっていう作品なんですよね。
村上春樹さんこれを当初出されていた作品っていうのがちょうど30代半ばぐらい、
だから今の僕たちと同じぐらいの年の頃ですよね。
その頃に1回読み出したものを、やっぱりちょっとあれはっていうところで、
今74歳ぐらいですかね。
村上春樹さんが改めて書き起こすっていうので、
ちょっと僕今村上春樹さんの話色々したんですけど、
村上春樹さんのことをそんな語れるほど作品であんまり読んだことなくて、
実はエッセイとかそういうのは読んだことあるんですけど、
村上春樹さん長編小説は実はこれが初めてで、
なので今ちょっとそういう村上春樹さんの作品ってどんな感じなんだろうなっていうのも、
確かめながら、かみしめながらのちょっと読んでるっていう、
そういうのを6年ぶりの新刊ですから、
ラジオに行かないといけないなと思ってお話ししました。
100ページ読んだ今の感じとしてはどうですか?
噂に聞いていた通り村上春樹さんの世界観ってこんな感じなんだなっていう、
僕の見落としでなければ主人公の名前ないんですよね。
一人称視点というか、僕とか私とかっていう目線で語られていくっていう切り口で、
普通の小説とかだと主人公が○○で、ライバルが○○で、敵が○○でみたいな、
いろんなジャンルの小説があるから一回にそうとは言えないですけど、
いろんな登場人物があって、名前があってキャラ設定があってという感じなんですけど、
そういう切り口とも違っていて、
でもそれが村上春樹さんらしさっていうのは、
なんとなく人の話とか聞いていて、
あとその世界観ですよね。不思議な世界なんですよね、作品の中で。
ファンタジーのような、SFっていう感じではないんですけど、ファンタジーな感じというか、
あとその言葉の節々とか、これだけ有名な作家さんだから、
どんな言葉で小説を紡がれていくのかなとか、
そのあたりとかも見ながら読んでいる感じで、
これを買ったのが木曜日、初詩で買ったんですけど、
ちょうどその頃、今も少し引きずってますけど、
自分の中でもやもやというか、うつうつとしている感じだったんですけど、
村上春樹さんのこの小説を読んでいくと、
心が晴れるとかっていうのはちょっと違うんですけど、
でも村上春樹さんの小説を読んでいるときに、
いろんな考えが浮かんできて、
仕事のアイディアだったりとか、
見方角度がちょっと違うことが浮かんできたりとか、
っていうのがあったので、
なんかちょっと面白い不思議な読書体験をしながら。
今までにはない読書体験。
そうですね。
村上春樹さんの長編小説を読むこと自体初めてっていうのもある。
それもあるのかなと思うんですけど、
例えば最近読んだマイリトルヒーロー、
インスポーツのゲームの話。
舞台がゲームだからどうしてもゲームとか、
あとファミリーとか、
友情絆とか、
そういうのが、あと優しい世界とか、
そういうのが浮かんでくるから、
ある程度偏っていったんですけど、
村上春樹さんの小説とかは、
広がるのともちょっとなんか違うんですけど、
なんか自分の思考がいろんなところに飛ぶんですよね。
いろんなところに飛び散らかるから、
だからこそ、
ここに自分がこんなことを思うとか、
こんなことを感じるのかみたいな、
なんかそういうところに引っかかるというか、
フックがかかるというか、
なんかそういう感じがしてます。
面白いですね。
読書体験っていう言葉に、
私は今反応してしまったんですけど、
読書体験っていうのは、
本を読む方たちにとって普通の用語なんですか?
よく言われるのが、
読語感とかっていうことがありますよね。
読み終わった後何を感じるかとか、
いってみれば読語感っていうのは、
割と一般的に使われてると思うんですけど、
読書体験は、
読書体験っていう言葉は
一般的かどうかはちょっとわかんないです。
でも僕が読書体験っていう言葉を使ったのは、
僕はゲーム体験っていう言葉を使ったりとかするので、
そことひもつけてる節はありますね。
ゲーム体験って、
ゲームをしながらその中で、
自分が何を感じて、
どう行動していくかって、
頭の中とかで思考が浮かぶわけですよ。
ゲームで起きてるものに対して、
リアルな自分がどう判断するか、
こうどうするか、
何考えてるかみたいなのが浮かんでくるんですね。
それを僕の中でゲーム体験って読んでいて、
今のこの村上春樹さんの小説とかも、
それを読みながら、
小説とは関係ないシチュエーションだったりとか、
どっちかというとそっちのほうが多いですね。
小説に関して、
この先どうなるんだろうっていうよりかは、
なんかその小説を読む中で、
いろんな考えが自分の中に浮かんできて、
そこに気づくというか考えるが及ぶというか。
なるほど。
なんかそれわかる気がする。
そうですね。
きっかけになりますよね。
自分の思考を深めるきっかけとか、
新しい思考が閃くきっかけとか。
なるほどね。
私はあまり小説を読まないから、
そういう話を聞くと面白いです。
なるほどなと思います。
ちょっと読み終わったらまた感想を。
また聞かせてください。
はなさん、今回第10回目ということで、
最初こう冒頭なりげなく始まっちゃったんですけど、
今回第10回目なんですよね、このラジオ。
おかげさまで10回配信することができて、
10回。
10回っていう回数に対して、
ちょっと本編とは関係ないんですけど、
いかがですか?10回ラジオやってみて。
もう10回かっていう感じ。
くむさんと会うイコールラジオの収録っていうのが、
定番な流れに自分の中でなっていて、
特別感がいい意味でなくなじんでいるんですよね。
そうなると10回、淡々と積み重ねると、
10回とか20回、30回、100回って確実にたどり着くんだなっていう風に思いました。
そうですね。
これを自分でやろうって思うとなかなか厳しいんですよね。
3日坊主で終わっちゃったりとか。
このラジオは毎週配信で週1スタイルですけど、
週1スタイルって結構楽そうに見えて、
意外と流れたりしますからね。
忙しかったりすると。
今週いいんじゃないとか。
このラジオも一応毎回テーマ決めて喋ってるので、
テーマ考えるのちょっとめんどくさいなとか、
仕事で忙しいなとかって思うとスキップできちゃうというか。
別に誰かからお金もらってるわけじゃないので。
なんですけど、それでもコンスタントにコツコツ継続するってかなり力あるなと思ってて。
なのでちょっとまた100回、まず50回かな。
まず50回いけるように続けていきましょう。
ということで今回本編なんですけども、
今回は漫画です。
漫画で東京トイボックスっていう漫画があるんですよ。
これについて、これをテーマにお話ししてみようと思っています。
この東京トイボックスですね、まず作者さん。
作者さんは梅さんって言います。
片柄で、平柄で梅。
で、この梅さんっていうのが漫画家ユニット、ユニット名なんですよ。
どういうユニットかっていうと、小澤孝博さん。
こちら男性の方ですね。
この方が原作担当で、
もう一人が瀬尾浅子さん。
こちらが女性で作画担当ということで、
この二人がですね、ご夫婦なんですよ。
ご夫婦で漫画を作られていると。
この東京トイボックス、もともとが2005年、
モーニングっていう高段車で全2巻が発売されていて、
この東京トイボックスの続編ですかね、
大東京トイボックス。
大きいっていう字が加わって、大東京トイボックス。
これが2006年からコミックバーズって原動者コミックスで掲載されて、
全10巻なんですよね。
だから東京トイボックスが全2巻、
大東京トイボックスが全10巻ということで、
巻数はそんなに大きくはたくさんではないんですけど、
まず2006年頃に登場した漫画ですね。
あらすじは、この舞台となるのは秋葉原にある小さなゲーム製作会社スタジオG3。
主に他社の下請けとしてパチスロのムービーやテレビのCG制作をこなす。
スタジオG3のディレクターが主人公の天川太陽。
ある日この会社にゲーム業界とはほど遠い、
表町のIT総合企業から出向社員のキャリアウーマン、
月山星野がやってくる。
製作会社の現場において全く異なる価値観をぶつけることになる2人。
そこにかつてスタジオG3が製作したゲーム、
サムライキッチンの海外版を作るという企画が舞い込んでくるのだが、
それはかつて太陽が所属していた総合アミューズメント企業ソリダスワークスにいる
潜水イズルからの提案であった。
一言で言うと、ゲーム製作会社で巻き起こるドタバタ劇みたいなお話ですね。
ちなみに2006年ってどんなことがあった年か覚えてます?
全然。
僕たちちょうど20歳くらいだったんですよね。2006年といえば。
ちょうど東京トイボックスの作者の梅さん、原作の尾田尾さんたちが
この漫画を作るって考えたときに、
花さんあれ覚えてます?電車男。
覚えてる覚えてる。
ちょうど2005年とかぐらいが電車男が出た時期なんですよ。
その時に今度新しい漫画作るにどんな話がいいかっていうので
オタク文化とかっていうのでゲームっていうので東京トイボックスっていうのが企画を出して
それが通ってスタートしたっていう。そういう流れなんですね。
電車男ね。
はいはいはい。
その時期なんですね。
その頃なんです。
僕がこの漫画を読んだのは本当にうろ覚えですね。
でももう10年くらいは前だと思います。
これ発売されたのが2005年6年の頃で、
僕が読んだ時にはもう完結していたから
多分2010年前半、だから今から10年くらい前に読んだかなっていうちょっとうろ覚えな記憶で
今回このラジオ収録にあたってちょっと久しぶりにコミック、全部は読めなかったんですけど
東京トイボックス前2巻の方はちょろっと読んできて
これなかなかですね、今回このラジオ収録にあたって漫画はもう一度読んだんですけど
僕やっぱりこのクリエイターさん、作り手側にどうしても目が行ってしまうので
うめさん達ってどんな人なんだろうなって思って
ウィキペディアとか、あとは当時の
ウィキペディアでこのうめさん達を調べると
うめさん達に対するインタビューのアーカイブ記事が見つかってリンクが貼られてて
今も存在しているゲーム関係のメディアの記事だったんですけど
それが2013年とかの記事なんですよ。今から10年くらい前
そこの記事とかも読んだりとかして
この漫画の舞台となった秋葉原にあるゲームスタジオG3
もちろんこれは架空のゲーム製作会社なんですけど
作品を作るにあたってアクワイヤっていうゲーム製作会社に取材を行っているんですよね
そこのアクワイヤっていう会社を僕ちょっと今回調べるまで知らなくて
どんなゲームを作っている会社なのかなって思って調べると
つい最近発売されたばかりのオクトバストラベラーっていうゲームがあるんですよ
オクトバストラベラー2っていうゲームがあって
これニンテンドースイッチで遊べるんですね
昔ながらの2Dスタイル、ファイナルファンタジーとか
3Dになる前の2Dのファイナルファンタジーとか
そういう感じのタッチのゲームを作っている会社で
僕も遠くない未来遊んでみたいなっていうゲームの一つで
タイトルはチェックしたんですけど
製作会社のこのアクワイヤさんっていう
それが東京トイボックスの製作のために取材に協力している会社で紹介されていて
だから実際にゲームを作る人、原作者の人がゲーム製作会社に入って
そこで聞いた情報をもとに漫画を作っているっていう
やっぱりちゃんとそういうことするんですね
だからよく週刊雑誌とか読んでると
作者取材のため自身はお休みですみたいなのがあったりするじゃないですか
やっぱりそういうことが作品に生きてきてるんだなっていう
ちなみにこのうめさんたち、ユニットうめ
パートナーとご夫婦で作品作られていて
この作品を描いている最中にお子さんも2人生まれたっていう
いうこともインタビューの記事に書いてあって
なんかこれ僕純粋にいいなと思ったんですよね
もちろんいい面悪い面両方あると思うんですけど
なんか率直にこの夫婦で何か1個の作品を
夫婦というかパートナー同士で何か1個のものを作り上げていくって
なんかすごいいいなと単純に思って
はなさん的にはどうですか?このご夫婦で仕事されるとか
そういう作り方とかちょっと漫画のことはあんまり
はなさんは読んでないから細かい話はできないと思うんですけど
この作り方とかこのうめさんたちに対して何か思うこととかあります?
単純にすごいですよね
プライベートでパートナーであることとビジネスパートナーであることと
境目があるのかないのかわからないですけど
どっちにしても難しいことだと思うんですよね
その線引きバランスを取れているっていうのがお見事だなって
だから例えばご飯を食べている時に仕事の話をするのか
それとももうしないようにルール化しているとか
そういうのパートナー同士で仕事すると
些細なことかもしれないけどそういうのが引き金になって
例えば喧嘩になっちゃうとかあると思うんですよね
だからそこのバランスをうまくやっているんだろうなっていうのが分かって
すごい大変ながらもなんとなくそのお二人のことはよく知らないけれども
仲良くやられてるんじゃないかなっていうのがちょっと想像できたんですね
くむさんのお話をいろいろ聞いて漫画の世界観とか考えると
旦那さんの方が構成、ストーリーを考えて
奥さんの方が作品として仕上げていくっていう役割分担
うまく二人三脚でやられている
これは私は人間観察が好きなのでとても興味深いですよね
できれば日常の感じを覗いてみたくなるような感じ
どんなふうな会話をしながら朝ごはんを食べているんだろうとか
こういうストーリーがいいんだよねって時に
奥さんの方がそれをどういう風な姿勢で受け止めてる
うんうんって聞くだけなのか
それともちょっと顔をしかめたりしながら
違うのになぁみたいな感じでやっているのか
ないしはもう反論したりするのか
いろんな関係性が予想できるんですけど
どんなふうにやってるのかなって想像しながら
くむさんの話を聞いてました
そうですよね
よく仕事をビジネスパートナーと
実際の人間関係というか家族としてのパートナーって
世の中は一緒にどっちも一緒にやってる人って
もちろんいるけど
仕事も一緒にやって失敗してるパターンって
結構聞いたりするから
芸能人とか有名人とかもだし
近しいところとかでもちょっと僕も聞いたりとかするので
だから夫婦パートナー同士で仕事やるって
うまくいかないんだろうな
だから一緒にやらない人もいるんだろうなって
年齢重ねれば重ねるほどちょっとわかる気がしていて
だから早めは花さんが言ったみたいに
二人で一緒にやるっていうことに対して
どんな日常の過ごし方をすれば
お互い一緒に作品を作るっていうことができるのかなとか
その秘訣みたいなのちょっと気になりますよね
気になりますよね
そういうのも気になりつつ
あとインタビューの記事とかには
こっちは小澤さん男性の教え人の方だったんですけど
ここに対してもいろいろお答えされていて
真のクリエイティブっていうことがちょっと気になって
そういうのがあったんですよ
この真のクリエイティブに対して
それって例えばテトリスみたいなものだと
テトリスって元祖じゃないですか
例えばパズルゲームとかの
あれがクリエイティブ真のクリエイティブ
そこから例えばぷよぷよとか
それ以外にその他するような
例えばつむつむとか
いろんなパズルゲームあったりするじゃないですか
でもそれって結局もともとは
テトリスみたいなゲームがあったから
それらいくらものができている
っていうみたいな感じじゃないですか
だから真のクリエイティブっていうのは
テトリスみたいに元があって
それが2番戦士3番戦士どころか
それが20番戦士になるぐらい
いつかフルされるようなものが
真のクリエイティブだと
この太田さんは自分がやっていることに対して
僕はその真のクリエイティブを
作れるタイプではないと
だけどクリエイティブができるっていうのは
僕がやっていることはスキルと才能の掛け算
で価値を生み出すとか
よく言いますよね
自分の持っているものを3つぐらい掛け合わせると
何万人に1人の人材になれるみたいな
多分そういうことなのかなって思って
むしろ製作とかだから
迅速にやって
それが20番戦士とかにならずに
2番戦士を出せるなら
それはそれでアリじゃなかった
だから例えばテトリスが世に出ました
テトリス任天堂ランゲームを速攻作るみたいな
それもクリエイティブじゃないかっていう
そういう話なんですよね
でも世間を見ると意外とそれってありますよね
例えば最近だと僕
なかなか自分では食べれてないんですけど
最近あたるとピスタチオのデザートを
見かけるようになっててとか
あとは季節ごと
季節ごとからちょっと違うかもしれないですけど
春になると桜に関する
ピンクっぽいデザートとかが流行ってきたりとか
そういう流行りもの
流行とかトレンドとかをどっかから出して
それに迅速に乗っかって
何かを出していく
それも立派な確かにクリエイティブだな
そういうのを感じましたね
そうですよね
言い方悪くなっちゃうけど
パクり合いですよね
いかに爽やかにパクるかみたいな
爽やかにパクる
そうですよ
むっつりパクるんだったら
爽やかにパクった方がいいですよ
それってリスペクトになると思うんですよ
新たなインスピレーションを受けて
この作品にしましたみたいな感じでいける
むっつりやっちゃうと
いやいやいや真似しないですよ
みたいになっちゃうから
だったら堂々と
モノマネってそうだって言いますよね
モノマネ芸人さんは
本人に対して
ものすごいリスペクトがあるわけですよね
だからあそこの関係性ってすごくいいって言うし
あるくらい爽やかに徹底的にパクる
そうすると見てる方もいいなって思えるし
全然悪い感じじゃないですよね
なるほど
爽やかにパクるっていいですね
爽やかにパクっていきましょう
むっつりと爽やかっていうことで
ちょっと面白い考えです
あとちょっと思ったのは
このうめさんですね
実は日本語漫画初となる
Kindle向け電子書籍を出版されてるんですよね
今でこそ電子書籍って
漫画本問わず珍しくないですけど
2010年とか9年とか
もっと前だったかな
にこのうめさんが
日本語漫画初となる
Kindle向け電子書籍を出版されていて
それってすごいことですね
そう開拓者なんですよ
だから割と素早くされてる
感度高くやってるって
そういう考えとか
そういうバイタリティ行動力とかって
すごくかっこいいなって思うんですよね
そういう感じなんですよね
東京トイボックスの中身自体は
今Kindle Unlimitedでも読めたりとかするので
めちゃくちゃ漫画読んでもらいたいんですけど
やっぱり僕が今回改めて
この漫画を読む中で
もうちょっと最後らへんにですね
結構印象的なシーンがあって
それがちょっとこれ
はなさんには見せますけど
この漫画のある1ページなんですよね
この黒髪の男が主人公の天川太陽
こっちの白髪というか
の方がこの潜水というキャラクターなんですよね
この2人はもともと幼馴染だけど
今は別々の会社で働いていてっていう
その潜水が言う言葉が
太陽独立してオリジナル何本作った
たったの1本だろうと
要するにお前は自衛をもとに独立し
不自由になっただけだっていうことを言うんですよね
わかります?
なんかこれって
この主人公の天川太陽は
自分でゲームが好きで
ゲームを制作したいがために
ゲーム会社作ったけど
実際その漫画が始まった当初は
結局稼がないといけないじゃないですか
その稼ぐために
他社の下請けとして
パチスローのムービーとか
テレビのCGを制作する
っていう仕事をやってるんですよ
それって本来
この天川太陽がやりたい仕事ではないはずなんですよ
自分がやりたい仕事は
天川太陽がやりたい仕事は
自分のゲームをオリジナルを作って
世に出すことだから
っていうアーティストとか
クリエイターあるあるの
めっちゃあるある
めっちゃあるあるですね
僕も今こうやって
制作関係のお仕事をやってますけど
でもそれってクライアントがいて
こういう番組作ろうぜっていう
プロデューサーさんがいて
そこで制作として
割とメインで関わってるから
がっつりは関わらせてもらってるんですけど
それが僕のオリジナルかっていうと
またちょっと違う
僕が自信を持ってオリジナルですって
去年1本だけかな
なんですよね
それ以外は
オリジナル作ってる場合じゃない
稼がないとみたいなのがあって
クライアントワーク
もちろんクライアントワークありがたいんですよ
それがないと仕事を生きていけない
ところもあるから
でも一方でちょっとこの漫画を読んでいて
クリエイティブとか
自分がやりたいはずのことをやるために
フリーランスとか
会社を起こさなかったとしても
フリーランスだったり個人事業とか
超規模のスタイルあるじゃないですか
そうやって何かしらがあって
フリーランスになってるはずなのに
なんかちょっとこの漫画を
東京トイボックスを見て
思い出させられたなっていう
っていうのが僕の感想なんですね
そうですね
ゲームさんにはいろいろ考えさせられる内容だろうな
って今話を聞いていて
とっても思いました
なんか10年前は僕普通に会社員だったので
こんな感じなんだ
ゲーム制作会社って
ふーんみたいな感じだったんですけど
いざや僕独立してやってるので
今の方がすごいグッとくるんですよね
そうでしょうね
これはほんとあるある
ライスワークかライフワークかみたいな
現実と理想のギャップ
そういう意味だと
はなさんも今フリーでお仕事してるじゃないですか
だから何をもってフリーになったか
っていうのは人それぞれだと思うんですけど
でも今はなさんがやってるお仕事とかも
いろいろな仕事があると思うんですよ
だから今僕が言ったような
自分がやりたいことをやれてるかっていう度合いでいくと
何パーセントぐらいですか
あーパーセンテージか
点数でもパーセントでもどっちでもいいですけど
あーどうだろうな
あえて数値化すると
半分半分
あーでも半分半分って
意外といい数字じゃないですか
意外といけてると思います
なんか自分が多すぎても
ちょっとなんか地味よかった気がするし
でも少なすぎると
空いてることばっかりな気がするし
なんかすごくフィフティフィフティでいいですね
半々ぐらいだと思います今は
なんかその半分半分をやるために
心がけてることとかってあるんですか
なるべく嫌なことやらない
ですよね
減らす方
やる方じゃない
減らす方意識
なるほど
結構みんなやりがちなのが
やりたい方にめっちゃ意識フォーカスして
やれないことに悩むとか落ち込むとかになっちゃう感じなんですけど
私は全然違うくて
もしかしたら一般的なフリーの人よりも
情熱を持ってこれやりたいぜっていうのが
ないのかもしれないですね
フリーになった理由が
これやりたいからじゃなくて
これやりたくないからっていう理由が大きい
なるほど
そういう意味だとちょっと僕とこの天川とは違うタイプ
タイプが違います
でもそれも人それぞれですからね
自分に合った形を作っていくって
本当にいいと思うんですよね
ハナさんはそれで今自分でいい形を作れていて
僕は今そうじゃないかなって思うところがあるから
じゃあそれを自分の思う形に持っていくためにどうすればいいかなとか
そういうのをちょっと考える
そういう過程も楽しいかもしれないですね
これはもうできちゃってると
今の僕の悩みってないはずだから
こういう悩めてることっていうのはむしろいいのかなって思いながら
そうですよ
前にも言った気がしますけど
ひもさんゲーム好きじゃないですか
人生は壮大なるゲームですからね
そうですね
大好きなゲームなんですよ
リアルなゲームですね
考えたことがあるんですけど
ゲームみんな好きじゃないですか
人生も多分ゲーム性がすごい強い
なんでみんな人生のゲームはあんまり楽しめないのか
むしろ無理ゲーっていう言葉がありますからね
人生に対して
でもみんな本当はゲーム好きなんですよ
暇になったらスマホでゲームとかしてるじゃないですか
これ私考えたんですけど
リアルな痛みの問題ですね
ゲームは痛くないんですよ
痛い人もいるかも心が痛む人もいるかもしれないけど
リアルは痛すぎちゃう
傷つきすぎちゃうんです
それがあまりにも嫌だから
みんなリアルなゲームの方は楽しめない
あそこかーって思って
でもそれでもやっぱりゲームなんですよ人生は
みんなが大好きなゲームなんだから
それであれば自分でゲームの難易度を変えればいいと
もうちょっと目線引いて
かなり自らハードモードにしてる人がいるので
もっとイージーなレベル下げて
人生ゲームを楽しむってできると思うんですよね
でもみんな無理ゲーっていうのは
自分が無理ゲーにしてるところもあって
無理ゲー自分で作って
その無理ゲーに自分で突っ込んでいく
無理ゲーだっていう
ちょっと謎なことをしてたりするので
そこをもう少し楽しめるようにできるんじゃないかしら
なんて思ってます
なるほど
じゃあそのアドバイス無理に刻んでいこうと思います
そうですね
ありがとうございます
ちなみにこの東京トイボックスと大東京トイボックスっていうのが
2005年6年から始まっていて
今はどちらも完結していて
あともう一個ですね
この派生系というか
2019年からこれも終わってるんですけど
前後間で東京トイボクシーズっていう
また東京シリーズがあって
これはeスポーツなんですよね
お話がちょっとこれ僕まだ読んだことなくて
2019年から始まっていても完結しているということで
ちょっとこれ近々手に取って読んでみようかなっていう風に思っているので
皆さんもぜひちょっと興味持たれた方は
東京トイボックスと大東京トイボックスは
Kindle Unlimitedで読めるので
あとこの東京トイボックシーズは
これも電子書籍で
これは買わないといけないんですけど
購入して読めるので
ぜひちょっと読まれてみてください
それではエンディングです
番組からお知らせです
このラジオは各ポッドキャストプラットフォームでお楽しみいただけます
番組をフォローいただけると
最新の回を配信時に受け取ることができるので
ぜひ番組フォローをお願いします
またご感想のフォームも設置しています
あなたのお便りをお待ちしています
ということで
ちょっとこれエンディングにお話ししたいことがあって
ChatGPTの話ちょっと前にしたじゃないですか
ChatGPTの機能を使った便利なツールが
世にどんどん出始めていて
サマリースタンドFMっていうのがあるんですよ
スタンドFMってご存知ですか
聞いたことあります
これも音声配信のプラットフォームなんですけど
そこが音声を要約してくれる
テキスト化プラス要約してくれるっていうサービスをリリースしていて
これChatGPTのアルゴリズムっていうんですかね
それを使ってるみたいなんですよ
僕たちが配信した前回第9回
ゲーム購入の決め手とはということで
大山に登って僕がFX30を買って
ファイナルファンタジーピクセルリマスターの話をしたっていう
そういう話の回なんですけど
これ要約してもらいました
なのでちょっとこの要約を最後に読み上げようと思います
これAIさんが作ってくれたものです
要約いきますね
このエピソードではピクセルリマスターと呼ばれる
昔のゲームを新しく綺麗に仕上げて
発売するシリーズについて
クムさんと花さんが話しています
クムさんは特に
ストーリー性が強いファイナルファンタジーシリーズに
思い入れが深く
新しいピクセルリマスター版を楽しみにしている様子です
また新しい版には
ゲームブースト機能という経験値、アビリティポイント
お金を通常よりも多く獲得できる機能があることも紹介されました
ゲームが好きな方や懐かしいゲームを知る方には
楽しめるエピソードです
ここまでがAIさんが作ってくれました
すごい
いかがでしたか?
最後にこれをAIさんが頑張って
感想を聞いてみて
ちょっとびっくりしましたね
なんかこれで
僕がいいなと思ったのは
オープニングトークとか
大山ロボットの話とか
FX30の話とか
エンディングの話とか
サーダーアンダーキーの話とか
カットされてるんですよ
きちんと本編部分だけにフォーカスして
予約してくれてるんです
僕これ指定してないです
指定してないんですか?
ちゃんと本編のゲーム部分だけに
だから僕のサーダーアンダーキーの失敗は
ここやで
そのユニークさ欲しいですけどね
予約なんで
すごい
ちょっと怖いぐらいに思いましたね
これ今無料で使えるんですけど
このぐらいの機能だったら
ユーロになっちゃうのかな近々みたいな
これはちょっと紹介したくて
エンディングで
びっくりしました
世の中本当に
ここ1年めっちゃすごくないですか?
めっちゃすごいですね
僕らはね
まだ時代乗り遅れる年でもないと思うので
あと30年ぐらいは踏ん張って
世の中の流れにくっついていければなって
そうですねくっついていきましょうね
思うので
最後までお聞きいただきありがとうございます
ここまでのお相手は
くむと
はなでした
また次回もよろしくお願いします

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