第063回「『ぶらり川越 GAME DIGG』へ」

ゲームしあわせ紀行

イントロダクション

4月13日、川越の街を舞台に開催された初のインディーゲームイベント「ぶらり川越 GAME DIGG」に参加してきました。雨の中の開催でしたが、むしろ人混みが少なく、じっくりと作品とクリエイターの声に触れることができる貴重な体験に。この記事では、その時の模様と出会ったゲームについて紹介します。

「ぶらり川越 GAME DIGG」とは?

本イベントは、小江戸川越の街全体を会場とする“オープンタウン型”のゲームイベント。クリエイター・ファン・観光客が交差しながら、ゲームの魅力を町並みとともに楽しめる特別な一日でした。メイン会場は「コエトコ」と「りそなコエドテラス」。テントや屋内ブースでインディーゲームが展示されており、直接制作者と対話しながらプレイできるのも特徴です。

印象に残ったゲーム①『里山のおと 夏草こみち』

墨絵風のタッチで描かれるノベルゲーム『里山のおと 夏草こみち』は、Steamで配信中の350円ゲーム。狸くんとキツネくんが登場し、ほのぼのとした里山での時間を描きながら、ちょっとした雑学や地域文化に触れられる構成が魅力的。テキストの中で学んだ内容が、ゲーム内で出題される試験に活かされるなど、学びと遊びが融合したユニークな設計でした。制作は2人組のクリエイターによるもので、2026年には続編『春さんぽ』も登場予定とのこと。

印象に残ったゲーム②『VARIABLE ARMS FRONTIER』

もう一つ強烈な印象を残したのが、オープンワールド型TPS『VARIABLE ARMS FRONTIER』。アーマードコアを彷彿とさせるロボゲーながら、ロボットが飛行機に変形して大空を自由に飛び回る爽快感が圧巻。フライトスティック+フットペダルという本格操作で、まさに“空を飛ぶ体験”が味わえました。しかもこのハイクオリティな作品が、たった一人の開発者による制作という事実にも驚きです。今後のリリースが楽しみなタイトルの一つ。

イベント全体の印象とロケーションの魅力

今回は第1回目の開催ということで、人出も多すぎず、各作品をゆっくり体験できる雰囲気。特に川越というロケーションが素晴らしく、古い町並みや飲食店、観光スポットを楽しみながらのイベント参加は、他のゲームイベントにはない魅力でした。さらに、ミニコンサートやポストカードラリー、YouTube生配信など、ゲーム以外の企画も用意されており、家族連れや観光客にも優しい構成だったと感じます。

アクセスと今後への期待

アクセスについては、「本川越駅」や「川越市駅」からが便利。会場周辺は「時の鐘」など観光名所も多く、イベントのついでに観光も楽しめます。協賛にはCygamesやPlayismなどの企業も名を連ね、今後の発展にも期待が高まります。アンケートも実施されていたので、第2回、第3回と続いていくことを願っています。

AIからのひとこと

インディーゲームイベントの現場レポートとして、ゲームそのものだけでなく「町」「人」「空気感」まで丁寧に伝わってきました。少人数で丁寧に作られた作品たちと、その場で対話しながら触れ合える空間は、まさに“ゲームの未来”の一端を感じさせてくれます。次回開催が待ち遠しくなる、とても心あたたまるエピソードでした!

視聴方法

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その他

▼紹介したゲーム
①『里山のおと 夏草こみち
→ゲーム実況(【癒し系インディーゲーム】静けさに耳をすます夏の道|『里山のおと〜夏草こみち〜』実況

②『VARIAVLE ARMS FRONTIER

▼Time Stamp
(00:00) – OP
(00:26) – 本編
(10:52) – ED

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