本で旅するゲームの世界 第3回:『マイ・リトル・ヒーロー』

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こんにちは、クムです!今回ご紹介する本は、冲方丁(うぶかた とう)さんの『マイ・リトル・ヒーロー』。
文藝春秋から出版されている小説で、eスポーツを題材にした感動の物語です。

📖 物語の概要

本作は、「ゲームに閉じ込められた息子を救うため、父がeスポーツ世界大会を目指す」という、斬新なストーリーが魅力の小説です。

主人公の暢光(のぶみつ)は、のんびりした性格の中年男性。事業の失敗で妻と離婚し、二人の子どもとは離れて暮らしていますが、オンラインゲームを通じて子どもたちと交流していました。

そんなある日、中学二年生の息子が交通事故に遭い、意識不明に。しかし、驚くことにゲーム内から息子のメッセージが届くのです。

なぜかゲームの世界に閉じ込められてしまった息子を救うため、暢光は「ゲート・オブ・レジェンズ」というバトルロイヤルゲームの世界大会に挑むことになります。

🎮 eスポーツを描く新感覚小説

本書は、ただeスポーツを題材にした作品ではなく、家族の絆や仲間との繋がりを描いた、心温まる物語です。

📌 本書の特徴

  • 優しいストーリー:ゲームの世界を舞台にしながら、家族や仲間との絆がメインテーマ。
  • スピード感のある描写:eスポーツの戦いを小説として表現する冲方さんの描写力が光る。
  • チームプレイの重要性:世界一を目指す過程で、個人の強さだけでなくチーム全体の成長が描かれる。

✨ 読んで感じたポイント

1️⃣ 温かいストーリー

シリアスな展開やミステリー要素は少なく、読後感の良い作品。ゲームを題材にしながらも、心温まる物語が展開される。

2️⃣ eスポーツの魅力を分かりやすく描写

ゲームに詳しくない人でも理解しやすく、バトルロイヤルゲームのスリルや戦略がしっかり伝わる。

3️⃣ チームプレイの大切さ

個人の技術だけでなく、仲間との連携が重要になることが、物語の軸になっている。
実際のeスポーツでも、チームワークは不可欠な要素であり、その魅力が小説でもしっかり表現されている。

📝 まとめ

マイ・リトル・ヒーロー』は、eスポーツ×家族の絆をテーマにした新感覚の小説。
ゲームをしない人でも楽しめる物語になっており、eスポーツの世界を垣間見たい人にもおすすめです。

📚 こんな人におすすめ!

  • ✔️ eスポーツに興味がある人
  • ✔️ ゲームをテーマにした小説を読んでみたい人
  • ✔️ 家族の絆を描いた感動的なストーリーが好きな人

次回もゲーム関連の書籍を紹介予定ですので、お楽しみに!
また、あなたのおすすめのゲーム本があれば、ぜひコメントで教えてくださいね!

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その他

このシリーズ「本で旅するゲームの世界」では、ゲームに関連する書籍を紹介しながら、ゲームの魅力をさらに深掘りしていきます。

📖 今回紹介した本はこちら
マイ・リトル・ヒーロー』(冲方丁/文藝春秋)

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また次回の「本で旅するゲームの世界」もお楽しみに 🙂

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