FF16 感想記録
こんにちは。クムです。
11月に購入したFF16を年末年始を使ってようやくクリアできました。
クリア後の感想を書いていこうと思います。
FF16のゲーム実況をYouTubeで配信しています
ポッドキャスト感想回
この記事に先駆けて、FF16のクリア後の感想回をポッドキャストで配信しました。
FF16はゲーム内で、ヴィヴィアンというキャラクターに話しかけることで、時代別の人物相関図を見ることができます。
ポッドキャストでは、その画面を見ながら話を展開しました。ぜひポッドキャストでもお楽しみいただけると嬉しいです。
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率直な感想
まず最初に思ったFF16の感想は「人がよく死ぬ」ということです。
ダークファンタジーな世界観。一つの大陸の中には、複数の国家がひしめき合っていて、常に戦乱状態。しかもベアラーという奴隷階級の人たちがいて虐げられている。
皇族や貴族たちと、一般市民と、奴隷階級のベアラー。
分かりやすく分断がはっきりしていて、むしろ誰も死なない方が違和感なので、人がよく死ぬということは、FF16の世界をしっかりと描写してくれていることの証左だと感じます。
FFシリーズは、FF15はまだ未プレイで、オンライン対応のFF11・FF14以外のFF4〜FF13までは全てプレイしています。
過去のFFシリーズと比較すると、主要キャラクターも含めて簡単に人々が死んでいくというのは、納得と困惑が半々という感情になりました。
戦闘や物語の展開
FF16では、仲間はいるもの主人公のクライヴ視点で描かれていて、戦闘も基本的にはクライヴの操作だけで完結します。トルガルという頼もしい相棒がいて、彼の行動を指示できるというところが、唯一パーティーでのバトルを感じる場面だと思います。
過去のFFシリーズのパーティー戦闘と比べると、FF16はこうきたかという感じ。
操作はクライヴが取り込んだ召喚獣の技を駆使しながら、小気味良い感じで遊べます。ぼくは難易度をストーリーフォーカスにしていたので、ある場面で一回だけゲームオーバーになりましたが、それ以外は一度も止まることなくクリアできました。
サブクエの是非
FF16で印象的だったことは、サブクエが豊富だったということ。
最近のゲームはあまり遊べていないので、他のゲームと比較できませんが、FF16はメインストーリーの合間に多数のサブクエが発生して、サブクエを遊ぶたびに30分前後時間が経過するという感じ。
サブクエの存在をどう捉えるかは、人によって好みが分かれるところです。サブクエを遊ぶことで、メイン・サブキャラだけでなく、モブキャラに至るまで、彼らのちょっとした裏側の話。メインストーリーでは補完できなかった話を知ることができます。
僕はゲームに対して「物語性」を求めているので、各キャラクターたちのことを深堀り出来るという意味で、サブクエの存在はありがたく感じました。
DLC第一弾「空の残響」について思うこと
追加コンテンツとして発売された「空の残響」もクリアしました。
(YouTubeで実況配信します。2024年1月31日公開予定です。)
▼YouTubeチャンネルはこちら
空の残響を遊んで感じたことは、クライヴが実現しようとしている「人が人として生きられる世界」に対する、クライヴ自身の想いをちゃんと聴くことができたことです。
通常のストーリー部分では、マザークリスタルのリスクは描かれていますが、実際にはマザークリスタルの恩恵に預かっている人たちがたくさんいます。
彼らにも当然生活があり、生きる糧としてマザークリスタルを利用している。その人たちを説得して、その上でクリスタルを破壊します。
現実の社会でも、いろんな仕事や生き方が存在しています。
日々仕事に一生懸命だったとしても、不慮の事故や自然災害、時代の変化で、今の仕事(生き方)が通用しなくなる場面がやってきます。
現実問題、変化せざるを得ない局面に立たされたときに、それでも生き抜くには、これまでの生き方からチェンジする。アップデートすることが必要になります。
この辺り。地味なんだけれど、DLCという形で描いてくれたのは、いちプレーヤーとして楽しむことができました。ただ、3時間もあればクリアできてしまう内容なので、追加DLCという以上は、もう少しボリュームが欲しかったかな。
総評
2023年6月に発売されたFF16。
当時PS5を持っていなかったので、発売日に購入できませんでしたが、11月に発売された新型PS5とともにFF16を購入して、無事に遊び切ることができました。
結果として、新型PS5を買ってまで遊ぶ価値があるソフトでした。
映画のような展開。魅力的なキャラクター。仄暗いダークファンタジーを盛り上げるBGM。
どれをとっても楽しめる作品。
ただ物語の展開においては、賛否は分かれると思いました。
ぼくは本作のエンディングは、これで良かったと考えています。
クライヴの葛藤。非難されても理解されなくても進む姿。
彼らが選んだ道が「絶対的な正解」だったかは分かりません。
それでも混沌とした世界の中で、「自分たちの正解」を考え、果たしたことは一つの生き方として格好良く羨ましく感じます。
CERO D指定(17歳以上)と、ちょっぴり大人向けのFFシリーズ。
これまでのFFシリーズでは描けなかったところをしっかり描き作り切った、作り手の方達に感謝してこの記事を終了したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。