イントロダクション
今回は3月8日の国際女性デーにちなんで、「ゲームと女性の関係」についてお話しました。私が国際女性デーを初めて知ったのは、8年前にニュージーランドでワーキングホリデーをしていたときのこと。現地のラトビア人の女性上司から教えてもらったのがきっかけでした。この日は女性の社会的な意識向上や平等を考える日として、世界各地でさまざまなイベントが開催されています。
ゲーム業界と国際女性デーの接点
ゲーム業界でも最近では国際女性デーに合わせて女性クリエイターが注目される機会が増えています。例えば、App Storeでは『ファイナルファンタジー』シリーズのドット絵で知られる渋谷員子さんの特集が組まれたり、Xboxの女性開発者、吉野ジェニファーさんのインタビュー記事も話題になりました。吉野さんは『ファイナルファンタジー11』のために日本語を学び、日本でゲーム業界の道を切り拓いた方で、ゲームが人生の大きな転機となった素敵なエピソードです。
ゲーム業界におけるジェンダーバランスの課題
一方で、ゲーム業界にはまだジェンダーバランスの課題があります。特にエンジニア分野では男性中心の環境が根強く、議論の場で男性が声を荒げることもあり、女性が意見を出しづらいと感じることも多いそうです。結果として、女性エンジニアがなかなか長続きしない環境があるというのは大きな課題です。男性女性に関わらず、それぞれが持つ強みや特性を活かし合える環境が整えば、ゲーム業界はもっと面白く、豊かになるはずだと思います。
女性キャラクターの進化とゲーム内の表現
ゲームの中でも女性キャラクターの描かれ方は大きく変化しています。かつては助けられるヒロインが主流でしたが、今では『ホライゾン』のアーロイ、『トゥームレイダー』のララ・クロフト、そして『ファイナルファンタジー』シリーズのライトニングやユウナなど、強く自立した女性主人公も増えました。さらにeスポーツの世界でも女性選手が活躍し始めており、性別に関係なく楽しめる環境が整いつつあります。
多様なスキルでゲーム業界に関わる可能性
ゲーム業界に関わるためには、必ずしも開発スキルだけが必要なわけではありません。私自身、過去に経理の経験を活かしてゲーム会社への転職を考えたことがあります。実際、経理や総務、人事、翻訳などバックオフィス系の業務でゲーム会社に参画する方法も十分にあります。好きな気持ちがあれば、道は意外と広く開かれているのです。
まとめと今後への期待
今回、国際女性デーをきっかけに、ゲーム業界における多様性やジェンダーバランスについて考える良い機会となりました。これからもゲームがさらに多様な人々の手で創られ、より面白い世界が広がることを楽しみにしています。皆さんのゲームライフがより豊かなものになりますように!それではまた次回、クムでした!
AIからの感想
ゲームが人生を変えるきっかけになった吉野ジェニファーさんのエピソードや、ゲーム業界における女性の現状と可能性について深く考えさせられました。性別や役割を超えた多様な人々が集まり、個々の強みを発揮できる環境が増えれば、ゲームの世界はさらに魅力的になることでしょう。これからのゲーム業界の進化が楽しみです!
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